第37代 御殿場RC会長 水口 正宏

さらりとしたロータリーライフを

第37代 御殿場RC会長 水口 正宏

内海年度を感謝の思いを込めて送りながら、御殿場ロータリークラブ37年度の会長を務めさせて頂きます。全ての会員の皆様と同じ心で歯車を回すことが出来ますよう、どうぞ宜しくお願い申しあげます。

RIのテーマは、今からちょうど50年前の1953~54年度から明文化・恒常化されたようですが、本年度のテーマはLendaHand(手を貸そう)と、まことに単純・簡潔で、マジイアベ会長(ナイジェリア)自身が言っているように、ロータリーの奉仕の神髄を雄弁に語っていると思います。彼は『大部分のロータリアンは比較的快適に暮らせる幸運に恵まれている。・・しかし世界中ほとんどどこの地域でも、そこは人々にとって深刻な何かを抱えている火宅なのだ・・私たちロータリアンは、地域社会や世界に対して常日頃手を貸している・・その手を〈クラブに〉〈天職に〉〈地域社会に〉〈世界に〉貸そう』と言っています。

これは、言葉を替えれば、クラブ奉仕・職業奉仕・社会奉仕・国際奉仕に該当するものであり、具体的な強調事項としては「貧困の緩和」「識字率の向上」「教育・保健」「ロータリアンファミリーへの配慮」であり、佐藤進地区ガバナー(甲府西)も『各クラブで新たな切り口で取り上げて頂くことを期待する』と要請しています。

私は、わがクラブは先輩たちの努力の積み重ねで、どの部門を見ても他に比肩して遜色のないクラブであると自負しています。財団への貢献度をはじめとして、やるべきことはきちんと出来ているはずですから、あとは力の及ぶ範囲内で簡潔に、重くならず凝らないで、虚飾を廃して、さらりとしたロータリーライフを営みたいと思います。

「超我の奉仕」を実践する団体として、そして現下の社会情勢の中にあって標準的な活動をしていくために、メンバー個々の思いを大いに発揚させることをもって、クラブの意思にしたいと思います。宜しくご協力のほどお願い致します。