第39代 御殿場RC会長 山口 幸男

新しい奉仕の世紀を迎えて

第39代 御殿場RC会長 山口 幸男

私たちは前年度において、国際ロータリー100周年を祝ました。また、同時に1905年のロータリー誕生以来の足跡について、振り返る機会でもありました。そこには、世界の夢でありましたポリオの撲滅という大きな事業の成功もありました。

10年という長い事業でありましたが、継続した結果だと思います。このような実績をふまえ、今年度のR.I会長のカール.ヴィルヘルム.ステンハマー氏は、「超我の奉仕」(Service above self)をテーマに掲げました。

1911年に採択されて以来95年間にわたり、ロータリーとロータリアンの精神を表現してきた標語でありました。まさにロータリーの原点に戻ろうということだと思います。ロータリーの新世紀を迎え、奉仕プロジェクトの目標達成に向けて走り始めました。 ステンハマー会長は継続と協調をキーワードに次の項目を優先課題としました。

「識字率の向上 教育の推進 水の保全 保健衛生 飢餓追放」

私たちのクラブは、1967年創立以来本年は39年目にあたります。人間に喩えれば、まさに働き盛りのバイタリティに富んだ時期であります。この時期に、60人余の素晴らしい会員とともに、先輩が築いてきた御殿場クラブの伝統を引き継ぎ、50周年をめざして奉仕と親睦の輪を広げていきたいと思います。“心清ければ事達する”を信念に持ち、素直に、謙虚に、会員の皆さんの思いに耳を傾け、一年間微力ながら会長の任を努めさせていただきますのでよろしくお願い申し上げます。