帰国留学生卓話:交換留学をおえて

はじめまして。私は、1999年から2000年の3月にかけて、ロータリーの交換学生として、ニュージーランドに派遣された、笹井麻織といいます。今は短大で英語を専門に勉強しています。

1999年に高校を卒業してすぐ、現在通っている短大を休学するという形で1年間、ニュージランドの首都、ウェリントンから近い、アッパーハットという小さい町に派遣されました。小さい町でしたが、人がみな、暖かく、親切に接してくれました。特に、ホストファミリーは、みないい人で、私を本当の家族として扱ってくれ、そのおかげで、特にホームシックなどの問題もなく1年間すごせました。

また、この留学を通してであった、世界各国からの留学生との友情は私にとって本当に大切なものです。今はもう、みんなそれぞれの国に帰り、めったに連絡を取り合うなんてことはできませんが、eメールでのやり取りでお互いの状況を報告しあったりしています。彼らとの交流を通して、日本とは違う文化、考え方等のたくさんの”違い”を知ると同時に、肌の色、言葉、文化は違っていても、やはり私たちは同じ人間なんだ、ということを実感しました。

この1年間の経験を、これからに役立て、また。機会があれば、今度は違う国に行ってもっとたくさんのことを知りたいと思っています。