当たり前のことを当たり前に行う
1967年に創立され、今年で38年目に入る、歴史と伝統のある御殿場ロータリークラブ、そしてRI第2620地区静岡第2分区からのはじめてガバナーが三島ロータリークラブから選出され、そのガバナー補佐が御殿場ロータリークラブから推薦されました。
1905年、国際ロータリーではシカゴの鉱山技師の事務所で凍てついた2月の夜、そこに集まった4人の男性ポール・ハリス、シルベスター・シール、ガスターバス・ローア、ハイラム・ショーレーは、誰一人として100年後に31,000ものクラブが誕生し、会合を開くとは勿論のこと、その会合が定期的に行われることになるとは、予想だにしなかったでしょう。
その100年目が、2005年2月23日、記念すべき日が近ずきつつあります。その年にはからずも会長を受け継ぎ、責任の重さを痛感しております。クラブ歴代の会長様をはじめクラブメンバーのご努力により、現在の御殿場ロータリークラブがあるわけですが、数々のロータリーの歴史に思いを寄せ、暖かくて楽しいクラブの伝統をそこなうことなく、個性あるクラブ創りをしたいと思います。また100周年という年に、原点にかえりロータリーとは、もう一度考えてみたいと思います。
本年度クラブ内では、次の二点を重点目標といたします。
- プログラム、ロータリー情報、親睦活動、をとくに重視したいと思います。
- IM(Intercity Meeting)のホスト当番年度です、成功裡終わるよう努力をいたします。
今世の中では「当たり前でない」ことがもてはやされている中で「当たり前」のことを「当たり前」にできることの大切さ、その「当たり前のこと」を継続しつづける事の大切さ。そんなことから「当たり前のことを当たり前に行う」を本年度のターゲットとしました。クラブ理事役員の皆様そして各委員長、クラブメンバー皆様のご支援ご協力お願い申し上げ会長所信といたします。
さらりとしたロータリーライフを
内海年度を感謝の思いを込めて送りながら、御殿場ロータリークラブ37年度の会長を務めさせて頂きます。全ての会員の皆様と同じ心で歯車を回すことが出来ますよう、どうぞ宜しくお願い申しあげます。
RIのテーマは、今からちょうど50年前の1953~54年度から明文化・恒常化されたようですが、本年度のテーマはLendaHand(手を貸そう)と、まことに単純・簡潔で、マジイアベ会長(ナイジェリア)自身が言っているように、ロータリーの奉仕の神髄を雄弁に語っていると思います。彼は『大部分のロータリアンは比較的快適に暮らせる幸運に恵まれている。・・しかし世界中ほとんどどこの地域でも、そこは人々にとって深刻な何かを抱えている火宅なのだ・・私たちロータリアンは、地域社会や世界に対して常日頃手を貸している・・その手を〈クラブに〉〈天職に〉〈地域社会に〉〈世界に〉貸そう』と言っています。
これは、言葉を替えれば、クラブ奉仕・職業奉仕・社会奉仕・国際奉仕に該当するものであり、具体的な強調事項としては「貧困の緩和」「識字率の向上」「教育・保健」「ロータリアンファミリーへの配慮」であり、佐藤進地区ガバナー(甲府西)も『各クラブで新たな切り口で取り上げて頂くことを期待する』と要請しています。
私は、わがクラブは先輩たちの努力の積み重ねで、どの部門を見ても他に比肩して遜色のないクラブであると自負しています。財団への貢献度をはじめとして、やるべきことはきちんと出来ているはずですから、あとは力の及ぶ範囲内で簡潔に、重くならず凝らないで、虚飾を廃して、さらりとしたロータリーライフを営みたいと思います。
「超我の奉仕」を実践する団体として、そして現下の社会情勢の中にあって標準的な活動をしていくために、メンバー個々の思いを大いに発揚させることをもって、クラブの意思にしたいと思います。宜しくご協力のほどお願い致します。
夢見つつ広く播こう愛の真心
今年度ロータリーアンの指針となるビチャイ・ラタクルRI会長のテーマは “Sow The Seeds Of Love” 『慈愛の種をまきましょう』です。慈愛の種を先ず自分のクラブに、次に自分の職場に、地域社会に、そして世界に播こうと唱えております。
ロータリーは、数多くのプログラムを通して奉仕活動をしていますが、その中で一貫した基本は、愛の真心から生じたもの、即ち慈愛でありそれこそがロータリーの仕事を背後から支え、最善のものにする原動力と申されております。変革の時期に、また物事の節目に常に問われることは、その原点です。ロータリーの原点は、まさに愛の真心から生じた奉仕活動ではないでしょうか。「夢見つつ広く播こうよ愛の真心」を念頭に置き、諸活動に取り組みたいと存じます。
ところで、今まさにIT時代に突き進んでいます。速報性、経済性、探索の簡便性をみてもITの社会構造に必ずなると思います。当クラブは、IT先進クラブを目指し昨年度から「雑誌広報IT委員会」をスタートさせました。今後は全会員のITレベルの向上に努め、全国のロータリーアンとホームページを通じて「愛の真心」を表現できる盛んな交流を図れたらと思いますので宜しくお願い申し上げます。
友愛
今年度全ロータリアンの指針となるリチャードD・キングRI会長のテーマは“MANKINDISOURBUSINESS”『人類は私達の仕事』です。
すでにご存知のようにチャールズ・ディッケンズのクリスマス・キャロルからの引用で、これに続く言葉「社会の安寧のための博愛、憐愍、寛容、慈愛これらすべてをなすのが私達の仕事だ」によって理解することが出来ます。
さらにキングRI会長はロータリーが今抱えている課題を4つ示されました。
(1) ロータリー会員の増強の必要性
(2) ロータリーに対する公共的イメージの安定
(3) クラブ内における研修と教育の必要性
(4) クラブのレベルアップ
ロータリーの限りない未来を語るにはこの課題の解決こそが必要であると語りました。
今年度35周年を迎える御殿場ロータリークラブの会長を務めさせていただくにあたりRI会長のテーマ(人類が私たちの仕事)を私なりに解釈して、友を愛し、友と親しむ、「友愛」を今年度の基本的な方針として、ロータリーと言う奉仕する団体の中で、良き友達を大勢作り二つの誓約・・「個人個人をロータリーに引き込むこと、そして我が地域社会で洩れなく生活の質を高める」ことを実践したいと思います。
小泉首相の好きな言葉に『大事争うべし、些事(さじ)構うべからず。』と言うのがありますがこれは私の座右の銘でもあり、クラブ運営の基本的な考えにしていこうと考えています。首相官邸が発行した小泉メールマガジンの購読登録が200万人を越え、日本のIT化も急速に拡大しており、ロータリーにおいても又然りであります。本年度から雑誌広報委員会に去年立ち上げたホームページを管理する委員会を統合し新しく「雑誌広報IT委員会」としてスタートさせました。クラブ会員全員のITレベルの向上に努めIT先進クラブを目指したいと思っております、ホームページを通じて全国ロータリアンの皆様と盛んなる交流を図れたらと考えますので宜しくお願い申し上げます。
21世紀の最初の年、又、創立35周年を迎える御殿場ロータリークラブの会長に就任致しますことは、誠に光栄に思い見の引き締まる思いでございます。創立以来、多くの諸先輩や会員のご努力によって、地域社会に信頼されるクラブを築きあげてきました。この素晴らしい伝統を継承しながら会員の皆様とともに、リチャード・キングRI会長のテーマ「人類は私達の仕事」とRI2620地区高崎ガバナーテーマである「ロータリーを学ぼう!ロータリーを楽しもう!」このテーマに対して、会員一人一人の叡智を出し合いながら、友を愛し、友と親しむ、友愛精神の「友愛」を今年度の方針として掲げました。会員の皆様それぞれの「友愛」を大切にして、奉仕活動・親睦にと、そしてそれぞれの委員会の事業を遂行していただきたいと思います。
昨今、世界の多くの国々に比べ、まだまだ経済的に恵まれた環境にあるにもかかわらず、口を開けば景気の悪い話ばかりする私達日本人は、最も大切なものを失っている気がしてならない。多種多様な命が自由に往来する時代に、相手との違いを認識し許容する友愛精神は共に生きるうえで、最も大事にしなければならないと思う。弱肉強食と悪平等の中間に位置するのを友愛社会と人は言います。その実現を目指して、そして、友を愛し、友と親しむ精神的なゆとりが質の高い実のある「友愛」の世界をもたらすものと信じて努力して生きたい。そして自分が会長に就任して、今何をなすべきかを純粋に問い直す時、やはりロータリーの綱領の素晴らしさに戻ります。
今日から改めて綱領を熟読し、友愛の精神をもって実践し、会員の皆様と共に交友を通じて地域社会へのより多くの奉仕の機会を実践してみたいと思います。とにかく、今日から、ロータリーを楽しみたいと思います。
意識を喚起し、進んで行動を!!
御殿場ロータリークラブ2000-2001年度会長を拝命いたすことになりました。この一年、よろしくお願い申しあげます。
さて、この期は20世紀から21世紀への架け橋である記念すべき時期であります。又、ロータリー100周年を目前に控えており、ポールハリスは、「世界は常に変化している。ロータリーは、この世界と共に変化していかなければならない。ロータリーの物語は、幾度も書きかえられねばならない」と語っている通り、ロータリーの原点にかえって、発想の転換を計らなければならないと思います。
フランクJ.デブリンRI会長は「私達の使命は、私達のクラブ、地域社会、そしてあまねく広く世界において、意識を喚起しー進んで行動を」と呼びかけております。
昨今は、物の豊かさに反比例するように「心の貧しさ」が目立ち「心の教育」が必要になっております。RI会長の呼びかけに対して、共に考えねばならないと思います。
いま、世界は大変革期に入っていると言われており、特に「情報革命」という時代の転換期に当たって行動を起こさなければならない大切な時期となっております。
当クラブはホームページ開設に向けて検討を重ねてまいりましたが、このたび広く社会に情報を発信出来るクラブのホームページ開設することになりました。皆様方との交流を切にお願い申しあげます。
関連情報
2000年7月、ロータリアンが便利に利用できるHPを目指ざしクラブHPが誕生しました。御殿場RCクラブHPが第2分区では一番最初のクラブHPとしてスタートしました。当時はHPの無いクラブも多くインターネットもアナログやISDNという回線で使われていました。
1999~2000年度 第33代御殿場ロータリークラブ会長 根上 眞一
1998~1999年度 第32代御殿場ロータリークラブ会長 鈴木 崇司
1997~1998年度 第31代御殿場ロータリークラブ会長 斉藤 保
1996~1997年度 第30代御殿場ロータリークラブ会長 守屋 善雄
1995~1996年度 第29代御殿場ロータリークラブ会長 深沢 昭三
1994~1995年度 第28代御殿場ロータリークラブ会長 高柳 雄輔
1993~1994年度 第27代御殿場ロータリークラブ会長 勝又 英男
1992~1993年度 第26代御殿場ロータリークラブ会長 小野 篤之
1991~1992年度 第25代御殿場ロータリークラブ会長 渡辺 剛康
1990~1991年度 第24代御殿場ロータリークラブ会長 豊山 譲
1989~1990年度 第23代御殿場ロータリークラブ会長 生野 旭
1988~1989年度 第22代御殿場ロータリークラブ会長 勝間田 豪亮
1987~1988年度 第21代御殿場ロータリークラブ会長 橋本 勤
1986~1987年度 第20代御殿場ロータリークラブ会長 菅沼 久
1985~1986年度 第19代御殿場ロータリークラブ会長 勝又 龍児
1984~1985年度 第18代御殿場ロータリークラブ会長 小見山 勘一
1983~1984年度 第17代御殿場ロータリークラブ会長 保坂 昭夫
1982~1983年度 第16代御殿場ロータリークラブ会長 臼井 三郎
1981~1982年度 第15代御殿場ロータリークラブ会長 岩田 英治
1980~1981年度 第14代御殿場ロータリークラブ会長 芹沢 進
1979~1980年度 第13代御殿場ロータリークラブ会長 勝間田 芳麿
1978~1979年度 第12代御殿場ロータリークラブ会長 山中 静樹
1977~1978年度 第11代御殿場ロータリークラブ会長 勝間田 利正
1976~1977年度 第10代御殿場ロータリークラブ会長 瀬川 瑛司
1975~1976年度 第9代御殿場ロータリークラブ会長 勝亦 宗作
1974~1975年度 第8代御殿場ロータリークラブ会長 田代 春信
1973~1974年度 第7代御殿場ロータリークラブ会長 幾田 裕男
1972~1973年度 第6代御殿場ロータリークラブ会長 鈴木 一
1971~1972年度 第5代御殿場ロータリークラブ会長 大庭 健三
1970~1971年度 第4代御殿場ロータリークラブ会長 篠原 久司
1969~1970年度 第3代御殿場ロータリークラブ会長 橋本 三男
1968~1969年度 第2代御殿場ロータリークラブ会長 鈴木 栄蔵
1967~1968年度 第1代御殿場ロータリークラブ会長 橋本 九市(正敏)